伊香保温泉・湯治旅 2日目 ― 水澤観世音で大鐘を打ち、水沢うどんで満腹、そして伊香保神社にお参りし、貸切風呂も

  

 

さて、2日目です。

二日目のメインは水澤観音と水沢うどん

そして余力があったら、伊香保神社にお参りということにしました。

 



朝食後、ロビーに出て行くと、

 


 

ホテルの玄関先には、「日南学園高校女子ソフトボール部」

貸切バスが控えていて、女子高生たちがユニホーム姿で

ロビーに集まっていました。

 

 


日南と言えば、宮崎県ですね。

同じ九州出身のよしみで、「頑張ってね!」と声を掛けると、

「頑張ります!」という元気な声が返ってきました。

聞いてみると、私立高校のソフトボール全国大会なんだそうです。

 

ちなみに、バスの運転手さんによれば、このホテルきむらには、

数校の生徒たちが宿泊していたそうです。

このホテルは、修学旅行や合宿などを受け入れている老舗の

ようですが、コロナの時期は大変な思いをされたのでしょうね。

 

さて、水澤観世音です。

本来ならバスターミナルからバスで水澤観世音まで行く予定だったのですが、

朝早いバスがなかったので、タクシーで行くことに。

およそ10分ほどの距離でした。(料金は2500円くらいでした)

 

 


伊香保温泉には、伊香保タウンバスというのがあるのですが、

たまたま運悪く、私たちが行った時には運行休止になっていたようです。

 

こちらに「いかほタウンバス」などの情報があります。

http://www.igusa193.com/ikaho/bus/tbus.html

http://ikaho-omori.seesaa.net/article/414816761.html

https://busmap.info/busstop/57692/

 

 


 

こちらが、観音様への入り口です。

バスやタクシーは、こちらに停止します。

 

もう少し先に行くと、仁王門の入り口もありました。

 

 

 


まずは本堂でお参り。

水澤観世音は水沢寺で、天台宗、つまり天台密教のお寺のようです。

たまたま来ていた3人連れが外国人だったようですが、

お参りの仕方を教えていた女性(たぶん日本人)が、拍手をする

神社でのお参りの仕方を教えていました。

まあ、神仏混交なので、日本人でも迷いますけどね。

 

 


 

お参りをして、天上を見上げると、このように素晴らしい

龍が舞っていました。

素晴らしい彫刻などもたくさんありますので、

じっくり観るといいかと思います。

 

 


ご本尊は、十一面千手観世音菩薩だそうです。

 

詳しくは公式ページでどうぞ:

https://mizusawakannon.or.jp/precincts

 



 

アンパンマンのお地蔵さんもいました。

 



 

こんなに可愛いおみやげもあるんですが、かなり高価です。

 

 


 

この大鐘は、一打100円で突くことができます。

こんなに大きな立派な鐘がつけるとは思ってもいませんでした。

大変よい音がでました。

IKAHO HOT SPRING 4 - Very nice sound of big bell at Mizusawa Kannon (Mizusawa temple) - 100yen/hit (youtube.com)


こちらは六角堂の六道輪廻です・・・・

IKAHO HOT SPRING 5 - Rokkaku Dou of Mizusawa Kannon temple - Rokudou Rinne (youtube.com) 

 

IKAHO HOT SPRING 7 - Mizusawa Kannon main temple and Rokkaku dou (youtube.com)




 


仁王門には、風神雷神像がありました。

もちろん、立派な阿吽の像もあります。

 

 


私たちは右側のバス停がある方から入ったのですが、

左下の仁王門から出ると、水沢うどんのお店が立ち並んでいる

側に出ることができます。

 


  

讃岐うどんと稲庭うどんと水沢うどんが日本三大うどん

ということのようです。

 

こういうものは、ご当地自慢がからみますから、諸説あって

当然ですが、こちらのサイトでは、このような解説が

ありました。

 

日本の三大うどんは「讃岐」「稲庭」、あとひとつご存知ですか?

https://mi-journey.jp/foodie/33634/

 

3つ目は「五島」か「水沢」が有力候補!

調べてみると「三大うどん」には諸説あり、香川県の

「讃岐うどん」、秋田県の「稲庭うどん」に加え、残りの

ひとつは、長崎県の「五島うどん」と群馬県の「水沢うどん」

が有力候補。ここに富山県の「氷見(ひみ)うどん」が入って

五大うどんと呼ばれるようです。」

 

因みに、私は長崎県出身なので、五島うどんを推しますが・・・

 

 


この周辺には、水沢うどんのお店が少なくとも10軒はあるようです。

私たちが行った時には、休みのお店が多かったのですが、

こちらのNACK5放送中のお店に入りました。

なぜ群馬県なのにNACK5なのか・・・・

(NACK5は埼玉のFMラジオ局なんで・・・・)

 


 

天ぷらうどんにしたのですが、ボリューム満点で食べるのが大変でした。

私たちは11時過ぎに入ったので、すぐに座れたのですが、
12時近くなると、店の前に行列が出来ていました。

 

 


 

そして、うどん屋さんのすぐ前にあるバス停から

上の地図の「現在地」、終点のバス・ターミナルまで行ってみました。

 

さて、これからが大変です。

ホテルは一番遠い反対側にあって、伊香保神社までは急坂を

登ることになってしまいました。

 

 

 


 

現在地のバスターミナルから、少し上にある大江戸温泉物語の

ビルの前を通って、この写真のとおり、大江戸を見下ろすジグザグの道を

エッチラオッチラと登りました。

 

相棒は、リハビリどころか、難行苦行になってしまい、

急坂で何度も立ち止まって休み休みの登山でした。

 

 



 

これは、昔の絵地図だそうです。

そして、やっと辿り着いたのが、この「現在地」の場所でした。

石段街に向かって右横から入ったわけです。

 

 

 


もうすぐ伊香保神社です。

 


 

この階段を登る手前、右側の路地に、薬師堂がありました。

相棒は薬剤師なので、義理を果たしてお参りです。

 


 

そして、やっと、昨日と今日を合算して、365段を登り切り

ました。

 



 

こちらが拝殿です。

 


 

こちらの伊香保神社略記には、オオナムチノミコト(大国主神)と

スクナヒコナノミコトを祭神としていると書いてあります。

 

大国主神(おおくにぬしのかみ)とスクナヒコナノミコト(少彦名命)

の関係については、下のリンクに詳しく書いてあります。

 

 

スクナヒコナノミコト(少彦名命)とは

https://shinto-bukkyo.net/shinto/kamisama/%e3%82%b9%e3%82%af%e3%83%8a%e3%83%92%e3%82%b3%e3%83%8a%e3%83%8e%e3%83%9f%e3%82%b3%e3%83%88-%e5%b0%91%e5%bd%a6%e5%90%8d%e5%91%bd/

 

「スクナヒコナノミコト(少彦名命)という神様は、日本の国造りに

関わった、とても重要な神様です。

体がとても小さく、一寸法師のモデルにもなった神様と言われます。」

 

「スクナヒコナノミコト(少彦名命)は多くの場合、ともに国造りを行った

オオクニヌシノミコト(大国主命)と共に祀られることが多いです。」

 

・・・と言うことは、いずれにしても出雲系の神様ということ

でしょうか。

 

 


 

さて、御参りを終えて、今「現在地」まで階段を下りてきました。

(先ほどの地図とは上下が逆になっています)

 

ここからは、右方向、ロープウェイの駅、ホテルきむらまで

歩いて行きます。

 


 

石段街には、こんな小物屋さんもありました。

 



 

そして、御用邸の跡が・・・・・

 


 

今は、群馬大学の研修所になっているようです。

 

 


 

そして、ホテルきむらの斜め前には、こんな和菓子屋さん

ありました。

御用達のお店なんだそうです。

あまり多くは作っていないので、すぐに売り切れになる

そうで、前日に予約しておくのがよさそうです。

 

早目にホテルに到着したので、ちょっと休憩してから、

「近くのコンビニはどこにあるでしょうか?」

とフロントで尋ねたところ、

「歩いて10分くらいのところにありますよ」

と簡単な地図を書いてもらいました。

 

地図に書かれたように、歩いて行くと、少し曲がった坂道を

どんどん下っていくのでした。

景色を見ながらブラブラと下っていったら、15~20分ぐらい

掛かってしまいました。

 

さて、ここからが大変です。

かなり下ってきたので、登ってもどらなくてはいけません。

同じ道を戻っても芸がないので、別の道を戻ろうと

広くて平らな通りをしばらく行くと、観光マップの看板がありました。

 

下のマップの現在地、北群馬信金・商工会の角にいます。

 

 


この地図で見ると、右へまっすぐの道を行けば、Pのマークの

地点へ近道で帰れそうです。

 

その角に、こんな記念碑がありました。

 

 


これは何かと説明文を読んでみると・・・・

 

 


「全日本ろうあ連盟結成の地 伊香保温泉」と書いてあります。

戦後まもない混乱期の昭和22年に、

「ろうあ者による、ろうあ者のための、ろうあ者の組織」

を「ろうあ者の世界を一つに」という目的をもって再建したことが

記されています。

 

 


さて、ここからが一直線の坂道です。

八千代坂という急坂です。

 


 

坂を休み休み登っていくと、ストリップの看板がありました。

まさに昭和の風情です。

「お座敷出張」などと書いてありますね。

まさに温泉街です。

 

 


 

・・・それで、この八千代坂がどんだけ~~の坂かと言えば、

なんだ坂、こんな坂・・・・です。

 

もう、私の足腰はヨレヨレになりました。

 

夕食後の貸切風呂は、「楽の湯」でした。

 



 

畳敷きの「銀の湯」は、1時間3千円くらいで、

この石畳みの「楽の湯」は2千円くらいでした。

 


 

風呂から客室の戻ってみると、洋式のベッドがあるのに、

何故か二人分の布団が和室に敷いてありました。

訳が分かりません・・・・・

 

 

――― 3日目に続きます ―――

 伊香保温泉・湯治旅 3日目 ― 仏光山法水寺や「おもちゃと人形 自動車博物館」に心を残し、渋川駅の近くの熊野神社を探しあるく (sasetamotsubaguio.blogspot.com)

 

 

 

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