投稿

12月, 2021の投稿を表示しています

前倒し初詣: 表参道から原宿・竹下通り、そして明治神宮を参拝

イメージ
前倒し初詣: 表参道から原宿・竹下通り、そして明治神宮を参拝   前回は、下見詣でということで、川崎大師、葛飾柴又・帝釈天・寅さん、調布・深大寺・鬼太郎、平塚・八幡宮、そして新座市・平林寺の5つをご紹介したのですが、 初詣はどこにする? 川崎大師、葛飾柴又・帝釈天・寅さん、調布・深大寺・鬼太郎、平塚・八幡宮、そして新座・平林寺 (sasetamotsubaguio.blogspot.com) 今回は前倒し初詣ということで、12月28日に行ってきた明治神宮をご覧いただきましょう。     表参道の駅は、青山通りと表参道の交差点にあるのですが、この場所は四十年ほど 前に私が勤めていた会社があった場所ですので、思い出追想旅行のような感じで、 昔の通勤ルートを辿って行ってきました。     地下鉄の表参道の駅を出ると、このように日の丸が高々と掲げられ、 交差点の角には、下のような新年までのカウントダウンが表示されていました。     12月28日に行きましたので「2022年まであと4日」という表示になって いました。     では、この交差点から表参道を歩いて行きましょう。 ちなみに、私が40年ほど前に働いていた職場は、この写真の左の大きなビルでした。     並木道の両側には、このような雰囲気のあるビルが立ち並んでいます。 提灯には「明治神宮」と書いてあります。 日の丸が沿道に並んでいるのも、 明治天皇を祀っている神宮ならではということでしょう。   こちらは、東京ユニオン・チャーチです。 この教会はプロテスタントの教会のようですが、キリスト教の教派に関係なく 外国語での礼拝などをやっているそうです。     ケヤキ並木の表参道。 向こう側のビルは表参道ヒルズのようです。     ラルフローレンのビルの裏側です。 表側ではカフェに長い列が出来ていました。     「チェリオ」という看板をみて、思わず笑ってしまいました。 チェリオといいう清涼飲料水は1965年に始まったようですが、その当時、私は 高校生になったばかりで、校内の購買部にチェリオが山積みされていました。 そして、チェリオばかりを飲む男子学生がいて、あだ名がチェリオで、非常に有名

立花隆著「宇宙からの帰還」 ― その5 宇宙からベトナム戦争の銃撃が見えた。いろんな神の名は人間が勝手につけただけ

イメージ
立花隆著「宇宙からの帰還」 ― その5 宇宙からベトナム戦争の銃撃が見えた。いろんな神の名は人間が勝手につけただけ     立花隆著の「臨死体験」に続いて「宇宙からの帰還」を読んでいます。     「政治とビジネス」の 「第三章 宇宙体験における神の存在認識」 に入ります。     p271   「見える。驚くほどよく見える。たとえば、大洋を航海している船の航跡が見える。 中国の万里の長城が見える。どちらも、大した幅がないのに、よく見える。色彩と 明度のコントラストがあれば、相当小さいものまでみえる。  ベトナム上空では、 戦場で射ち合っている戦火が見えた 」   「 夜なら、小火器の銃火まで見える 。ベトナム上空でパチパチ光るものを見たとき、 はじめは稲妻かと思った。・・・夜はまるで花火を見ているようだった。・・・」   ==>> これはウォーリー・シラーのインタビューでの発言です。      宇宙からは地上の人間の愚かな戦争が、花火のように美しくしかみえない らしい。そして、それがバカバカしいこととして宇宙飛行士の心には 残るようです。   p274   「 衛星を破壊できるだけのレーザー兵器があれば、地上の基地から狙ったほうが有効だ 。 衛星の軌道を常に把握しておけば、地上から射ち落とすのに五秒もかからない。」   「・・・この弱さがあるから、 宇宙開発は平和を前提としないかぎりこれ以上進められない 。 ・・・戦争が起きたときには簡単に破壊されることを覚悟しておかねばならない。」   ==>> これを読んである意味ほっとしました。       「宇宙戦争というのは、空想の産物だ」 ともシラー飛行士は述べています。   p282   あなたが得たもので、何が一番大きかったのか。   「神の存在の認識だ。 神の名は宗教によってちがう。  キリスト教、イスラム教、 仏教、神道、みなちがう名前を神にあてている。 しかし、その名前がどうあれ、 それが指し示している、ある同一の至高の存在がある。  それが存在する

立花隆著「宇宙からの帰還」 ― その4 宇宙からは、マイナーなものは見えず、本質が見える

イメージ
立花隆著「宇宙からの帰還」 ― その4 宇宙からは、マイナーなものは見えず、本質が見える     立花隆著の「臨死体験」に続いて「宇宙からの帰還」を読んでいます。     「狂気と情事」 に入ります     p163                                  「結局、 あれだけ強い信仰を持った男がおかしくなったのは、人類最初の月着陸と いう人生の大目的を果たして、その結果人生の目標を見失い 、心が空虚になったため だろう」とアーウィンは解釈する。   しかし、・・・・宇宙旅行を終えたあとで、空しさを感じたのはオルドリンだけではない。 ・・・ たとえば、チャーリー・デュークである。・・・彼の「空しさ体験」後の人生は オルドリンとは全く対照的である 。   宇宙体験は純粋にテクニカルな体験だったといってよい。・・・つまり 宇宙体験はテクノ ロジーに対する信頼感を一層深めたということだ。   ・・・ 私はクリスチャンというよりヒューマニストだった 。・・・つまり人間中心主義者だ。 人間に神は必要でない。 ・・・地球と人間社会への帰属感は強められたが、神への 帰属感は生まれもしなかった。   ==>> 私はどちらかと言えば、アーウィン飛行士のように宗教的になることよりも、      このデュークのようにヒューマニストであることの方が好ましいと思います。      それは単純に宗教は対立を生み、人を殺すからです。      そして、宗教には人類の共通語としての可能性が歴史的に結局なかったこと      が証明されていますので、科学という客観的なコミュニケーション・ツールを      使って理解しあうしかないと思えるからです。      ただし、個人的には宗教の本を読むことは大好きです。      科学の本は宗教の本より頭が痛くなるもので・・・・     p166   私の家庭はある事情で崩壊しかかっていた。私たち夫婦は離婚を真剣に考えていた。 それが原因だったのか、 妻が急に宗教的になっていった。

立花隆著「宇宙からの帰還」 ― その3 月に行くと、宇宙飛行士は神を実感し、人格が変わってしまう?

イメージ
立花隆著「宇宙からの帰還」 ― その3 月に行くと、宇宙飛行士は神を実感し、人格が変わってしまう? 立花隆著の「臨死体験」に続いて「宇宙からの帰還」を読んでいます。     「神との邂逅」の続きです。   p132   月探検からの帰途、またそれを見た のである。 ・・・オルドリンはすぐには眠らないで、目をじっと開いたまま、例の光があらわれる のを待った。しばらくすると、予想通り、同じ光があらわれた。   ・・翌朝、またアームストロングとコリンズに、昨日の夜何か見なかったかとたずねて みた。 コリンズは首をふったが、アームストロングは沢山見たと答えた。   オルドリンは、これはおそらく、 何らかの素粒子が宇宙船の外被を貫いて飛び込んで きて、船内の空気をイオン化したものだろうと考えた 。   ・・・結局、原因は不明だが、錯覚ではなく客観的に存在する現象であることは確か だろうということになった。   p133   当然、次に飛ぶアポロ12号の宇宙飛行士たちは、この現象に興味を持って出かけて いった。 帰ってきた彼らは三人が三人とも見たと報告した 。 そして、驚くべきことには、 目をつぶったままでも、それを見ることができた と報告したのである。   ・・・いずれにせよ、何らかの高エネルギー素粒子が原因としか考えられないが、 詳細はわからないということになった。   p134   バズ・オルドリンは、 宇宙飛行から帰った後、精神に異常をきたし 、精神病院に 入ることになる。・・・もしかしたら、彼の場合だけ、素粒子の当たり所が悪くて、 非常に重要な脳細胞が破壊され、そのために精神に異常をきたしたのではないかと 考えたのだ。   ==>> この事件は、その後も NASA が研究を続けたようですが、この本が書かれた      時点では、その結果は出ていないようです。      宇宙には、それこそ素粒子などの未解明のものが、人体に影響を与えることが      いくらでもありそうです。      人類は結局地球に