3月21日: 川口市・密蔵院の安行寒桜は満開だった。 興禅院のハクモクレンと、緑のセンターでは桜の品種展示
3月21日: 川口市・密蔵院の安行寒桜は満開だった。 興禅院と緑のセンターでは・・
密蔵院の公式サイトは、こちらです:
2022年3月21日に、密蔵院―興禅院―花と緑の振興センターを歩いてきました。
密蔵院の安行桜は満開でした。
ちなみに、ソメイヨシノのさいたま市大宮公園での開花予想は3月21日で、
満開予想はその一週間ぐらい後ということになっていました。
安行桜あるいは安行寒桜と言われる桜が密蔵院にたくさん咲いていました。
そして、おそらくヒヨドリだと思いますが、桜の密を吸って、賑やかに鳴いて
いました。 下のサイトでヒヨドリの鳴き声が聞けます。
https://www.suntory.co.jp/eco/birds/encyclopedia/detail/1482.html
お寺の手水舎にこんなに可愛い像が立っていました。
休憩所も なかなかの賑わいでした。
興禅院の参道ですが、以前来た時には、この参道が昼なお暗いほどに、木々が鬱蒼と
していたのですが、どうやら虫食いの被害があったらしく、大きな木が3本ほど
伐採され、かなり明るい参道になってしまっていました。
山門を入ったところには、立派なハクモクレンの木が花を咲かせていました。
そして、その前には、プロあるいはセミプロのような写真家がじっくりとカメラを構えて
撮影していました。
基本的には、この興禅院の桜も安行寒桜なのですが、一本だけこのような
桜の案内もありました。
これがその陽光桜だそうです。
詳しくは下のサイトでご覧ください:
「【ヨウコウザクラとは】
・バラ科サクラ属の落葉高木でソメイヨシノよりも少し早く咲く鮮やかな紅紫色の花を
観賞するため、各地の公園や庭園に植栽される。アマギヨシノとカンヒザクラの交配に
よって人為的に作出された園芸品種であり、自然界には存在しない。」
この興禅院の境内には、四季折々の草花も植えてあって、散策を楽しむことが
出来ます。 例えばこんな花がありました。
ヒマラヤユキノシタ
クリスマスローズ
タチツボスミレ
では、次に花と緑の振興センターへ、ちょっとだけ立ち寄ってみましょう。
たまたま、こんなコーナーを見つけたので、3月21日に咲いていた桜の品種を
見てみましょう。
「熱海早咲き桜」
「カンザクラと早咲き種のオオシマサクラの交配により熱海の栽培家によって作出
された桜です」との解説がありました。
「陽春桜」
「愛媛県西条市で高岡正明により発見され、種苗登録されています。
ソメイヨシノよりやや花が大きく色も濃い桜です。」
「赤真珠桜」
「3月上旬ごろに咲く早咲きの桜です。 オオシマザクラにカンヒサクラを交配して
作られた桜といわれています。」
「仙台屋桜」
「ヤマザクラの栽培品種。 原木は高知県高知市の仙台屋という店にあったサクラで、
牧野富太郎が名付けたといわれています。」
「安行寒桜」
「川口市安行が発祥の桜です。 「大寒桜」とも呼ばれます。
「染井吉野」より先だって咲き、長い日数開花が楽しめます。」
「寒緋桜」
「早春のまだ寒い頃から開花することから、この名がつきました。
沖縄では「染井吉野」の代わりにこの桜で開花宣言します。」
以上のような桜品種が咲き、その説明が掲げられていました。
そして、庭園をひとめぐりすると、このような花も満開でした。
これは桃の木です。
近づいていると、これが桃かという違いが分かります。
サクラと梅と桃の違いはこちらでどうぞ:
https://weathernews.jp/s/topics/202103/100125/
では、皆様、ソメイヨシノの満開の時期をお楽しみください。
開花宣言から一週間か十日ぐらいで満開になるそうです。
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