憧れのデートコース、井の頭公園の紅葉(東京・吉祥寺)と動物園はなかなか良かった
憧れのデートコース、井の頭公園の紅葉(東京・吉祥寺)と動物園はなかなか良かった
私がまだビジネス英語専門学校に通っていたころ、
上京して大学生だった同郷の友人から井の頭公園はデートコースとしてなかなか
良いらしいという噂を聞いていた。
あれから50年余、その憧れの井の頭公園の紅葉を見てみたい、動物園もあるから
紅葉が終わっていても退屈することはないだろうと思って、相棒と一緒に行ってみた。
2022年12月1日、私たちはこの京王線・井の頭公園駅に降り立ちました。
JR吉祥寺駅で降りても、井の頭公園には歩いてすぐなのですが、
吉祥寺駅で京王線に乗り換えて、井の頭公園駅で下車することをお勧めします。
なぜかと言うと、井の頭公園駅のプラットホームからのこの景色が素晴らしかった
からです。
電車から降りた瞬間に、この素晴らしい景色にあっと驚きました。
まるで紅葉の屏風絵のような景色。
公園に入るとすぐに、この光景が目の前に。
この日は霧雨が降るあいにくの天気だったのですが、かなり期待が持てるなと
感じました。
地図の左にある駅から、井の頭池の周りを時計回りに歩いて、右下にある動物園を見て、
左下にあるJR吉祥寺駅に戻ることにしました。
(この案内図は、一番下に描いてあるJR吉祥寺駅からみた地図なので、下が北に
なっています。)
井の頭池は神田川と繋がっているそうで、この池の周りの遊歩道は、曇天ということも
あって、かなり鬱蒼とした雰囲気でした。
水面は、すでに落ち葉で覆われていました。
貸しボートは、白鳥ボートも、雨天で寒く、休業状態でした。
水鳥が結構たくさんいて、水面を駆け回っていました。
(その決定的瞬間は、残念ながら撮影できず・・・・)
この写真の右側の赤い建物には、弁財天が祀られていました。
この井の頭弁財天は、天台宗のお寺である大盛寺の一部になっています。
http://www.tendaitokyo.jp/jiinmei/daiseiji/
「神田川の水源、井の頭の池に朱塗りの姿を映す弁天堂、その本坊が大盛寺です。」
上記のサイトにある地図の中に、「神社」と見えますが、お寺の弁財天ですから、
柏手をうってはいけないってことになりますね。
(実際、柏手を打ってお祈りをしているおじさんがいましたけど、私も迷いました。)
さて、その後、歩道橋を渡って、動物園へ向かいます。
どんな動物がいるかと言いますと、こんな感じです。
園内に入るとすぐに、こんな像と紅葉がありました。
入り口近くにお店があったので、カレーと焼きそばで昼ご飯。
印象に残った動物たちは、以下のようなものたちです。
まずは猿山・・・アカゲザルなんだそうです。
ちょうどランチタイムだったようで、その餌の中には、レタスもありました。
そして、ニホンリス。
「リスの小径」という大きな檻の中に入って、リスたちを間近に直接見ることが
できるのですが、チョロチョロと素早く走り回っているので、撮影は非常にタイヘンです。
これはカメラで追いかけまわして、数十枚とった中の1枚。
たまたま写り込んでいたリスです。
リス舎の近くの庭園がいい感じに紅葉していました。
そして、こちらは丹頂です。
営業熱心に、翼を広げて見せてくれました。
丹頂は、やはり姿かたち、そして配色に気品を感じます。
黒鶴と同じ囲いに入っていました。
こちらはご存じミーアキャット。
一匹がジッとこちらを眺めて動きませんでした。
我々が彼らを観るように、彼らも我々を観察しているのかも。
それを象徴するかのような、こんな展示もありました。
そしてこちらはメンフクロウだそうです。
最初、暗い檻の中を探しても見つからないので、いないのだろうと思って通り過ぎた時、
たまたま私の後にやってきた外国人の若い女性二人が、「オー・マイ・ゴッド(OMG)」と
小さく叫んで写真を撮っていたので、檻に戻ってよくよく見ると、巣箱の上に二羽並んで
じっとしていました。
動物園をあとにして、再び井の頭池の方へ向かう途中に、カレーとおしるこの
旗が立っていたので、温かいおしるこをいただきました。
霧雨の寒い中だったので、人心地つけました。
井の頭池の弁天様の近くに、川鵜が一羽いて、羽をバタバタやっていました。
その動画はこちら。
まるで映画にでてくる怪獣ラドンのようです。
ところで、鵜というのはカモのような水鳥とは違って、油を塗って水に浮くように
メンテナンスをしていないので、水に濡れると乾かすしか手がないそうなんです。
だから、天気の悪い日で乾きが遅いので、バタバタやっているのかもしれません。
詳しくはこちらでどうぞ:
「川に生息する鵜 カワウ カツオドリ目ウ科 羽を広げるのはなぜ」
「カワウが、いつも羽を広げているのは、羽を干すためでした。
潜水上手なカワウですが、羽に水がしみ込みやすいので、潜水後は、羽を広げて乾かします。
毛づくろいで油を塗って、水を防ぐカモの仲間とは違い、常に羽を干す必要があります。」
寒い中で、絵を描いている人がいました。
確かに、絵にしたくなる風景です。
このネコヤナギのような花穂(かすい)の木は、なんの木でしょうか。
これが井の頭公園で最後に見た紅葉です。
次回はジブリ美術館に行ってみたいなあ・・・・
井の頭公園からJR吉祥寺駅への道筋には、お洒落なお店が並んでいました。
公園にも結構たくさんの外国人の姿もありました。
どちらかを言うと、観光客というよりも東京在住の人たちかもしれません。
吉祥寺には10以上の大学があるそうです。
今でも、井の頭公園は憧れのデートコースなんでしょうね。
=== 終 ===
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