奈良の紅葉は期待を超えていた・・・大仏池と浮見堂、そして鹿せんべい・・・興福寺・阿修羅像、東大寺・廬舎那仏

奈良の紅葉は期待を超えていた・・・大仏池と浮見堂、そして鹿せんべい

 

 



奈良旅行の3日目は、大仏様と鹿さま、そして紅葉がお目当てでした。

2022年11月17日の撮影です。

 

 


 

歩いたルートは、

JR奈良駅 ― 三条通り ― 興福寺・五重塔 ― 浮見堂 ― 東大寺・大仏殿

― 大仏池 ― 奈良県庁前 ― 興福寺国宝館(阿修羅像) ― JR奈良駅

 

 


では、JR奈良駅前からスタートです。

 

 


三条通りは、8時ごろだったので、まだ目が覚めていませんでした。

 

 


猿沢池の傍の紅葉。

 

 


猿沢池に浮かぶ、この丸太は何なのでしょうか・・・・

 

 


興福寺・中金堂は、藤原不比等が創建者とされているそうです。

律令制度と藤原氏の栄光の基礎を作った人物だそうで。

https://www.kohfukuji.com/construction/c01/

 

 


そして、お決まりの五重塔ですね。

藤原不比等の娘である光明皇后が造ったそうです。

https://www.kohfukuji.com/construction/c06/

 

 


そして、さっそく、興福寺の境内で鹿さんたちに初遭遇しました。

まだ、朝早いせいか、動きがにぶく、ほとんど動きませんでした。

 

・・・と思っていたら、実は、

日の出の頃に「泊まり場」から「採食場」へゆっくりと移動しながら草を食べます。」

と下にリンクしたサイトに説明がありました。

すでに、食後の休憩の時間だったんですね。

 

 


さて、そこで、今のシーズンの鹿たちはどんな状態なのかを確認しておきます。

「現在、発情期」となっていました。

要注意ですね。

 

奈良の鹿の生態などについてはこちらで:

このサイトの中に、どの範囲に鹿たちがいるかが描かれています。

興福寺はその一番はずれで、駅に近い場所であるようです。

https://naradeer.com/learning/ecology.html

 

 


春日大社の方へはいかず、右折して、有名な紅葉の撮影ポイントである「浮見堂」へ向かい

ます。

 

 


その道すがら、こちらにはハーレムを作ったらしい雄がいました。

 

 


一方、こちらのオスは独りぼっち。

縄張り争いに負けたようですね。

この浮見堂ちかくのオスたちは、しっかりと角を切られずにいました。

 

 


こんな看板もありました。

鹿もイノシシも野生であることを忘れちゃいけません。

 

 


そして、ここには、こんな野生もいました。

もちろん、カモちゃんたちもいましたよ。

 

 

 

そのアオサギらしき白い鳥が、浮見堂の池に飛んでいきます。(動画)

この池は、鷺池(さぎいけ)だそうです。

https://www.narakanko.net/sights/ukimido.html

「観光客の姿もそれほど多くなく、地元の犬の散歩コースになっているようなところです

が、写真を撮っている人や人力車もよく来るので、「知る人ぞ知るスポット」っていう感じ

でしょうか。」・・・だそうです。

私は、紅葉狙いで行きました。

 

 


 

 


 




さすがに、「知る人ぞ知る」撮影スポットです。

いい感じです。

数名の人たちが撮影していました。

 

 


さて、浮見堂からまっすぐ東大寺へ向かう途中は、「鹿せんべい」地帯です。

 

 


鹿せんべいを巡って、男同士の闘いです。

小鹿は巻き込まれないように後ずさりしていました。

ここのオスたちは、すべて角を切られていました。

 

 


東大寺・大仏殿の近くでは、修学旅行生たちの笑い声と叫び声が響き渡っていました。

私も鹿せんべいをやってみましたが、かなり突かれたり、嚙まれたり、引っ張られたり

しましたので、小さい子供などは危ないし、夏物の薄手の衣服などは破れる可能性

があります。

 

 


やっと撮れた、鹿と紅葉

 

 


さて、いよいよ東大寺・南大門をくぐります。

外国人の姿もたくさん見かけました。

 

 


こちらが大仏殿の入り口です。

 

 


私は、奈良はこれが初めてなので、もちろん大仏さまとも初対面です。

さすがに立派なお姿です。

 

 


これは、虚空蔵菩薩と盧舎那仏のツーショット

虚空蔵菩薩は、丑年・寅年の守護本尊であるそうですから・・・・

私の守り本尊ってことですね。

 

 


では、大仏殿に別れをつげて、ミュージアムに立ち寄りましょう。

 

 


写真撮影は不可なので、こちらでご覧ください;

https://www.todaiji.or.jp/information/museum/

「常設展示ではミュージアムの本尊である千手観音菩薩立像のほか、法華堂伝来の

日光・月光菩薩立像、奈良時代の誕生釈迦仏立像など多くの寺宝をご覧いただけます。」

 

・・・このご本尊の千手観音菩薩立像は巨大なもので、その前には賽銭箱も置いてあり

ました。 ミュージアムで賽銭をあげて仏様を拝むなんて、初体験でした。

 


 

そして、こちらが有名な紅葉撮影スポットらしい「大仏池」です。

これを一目見た時、その美しさに息を飲みました。

 

 


鹿たちも、撮影に協力してくれました。

 

 


和服の女性やワンちゃんたちもモデルになっていました。

 

 


いやあ~~、この大仏池はサイコーでした。

南無・廬舎那仏さまさまです。

 

 


 

そして、こちらでは、結婚式の記念写真撮影がされていました。

とてもいい雰囲気です。

 

 


そして、県庁前の通りには、まるで印象派の絵画のような紅葉が・・・・

 

これは、ナンキンハゼという木だそうです。

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%8A%E3%83%B3%E3%82%AD%E3%83%B3%E3%83%8F%E3%82%BC

「原生的な林が残る地域ではシカが好まない外来種の樹種として問題になっており、

春日山原始林では成木が発見された場合には伐採されている。」

 

鹿の生態のサイトにも書いてありましたが、この木は鹿は食べないものだそうです。

奈良の若草山でシカに食べられずに残る植物

https://biome.co.jp/biome_blog_136/

 

 


鹿が中央分離帯に居座っているので、ドライバーは要注意ですね。

 

 

 


そして最後は、興福寺の阿修羅さんにご挨拶。

やはり阿修羅像は美しい。

 

 


 

時間があったら入ってみたかったお店です。

 

 


さすがに奈良ならではですね。

 

 


お土産は、この3点セットになりました。

 

紅葉も、ご馳走様でした。

 


 

===== 完 =====

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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