理論物理学vs仏教哲学 「神と人をつなぐ宇宙の大法則」を読む 2 湯川秀樹の「素領域論」と素粒子、3歳までなら神と融合する?
理論物理学vs仏教哲学 「神と人をつなぐ宇宙の大法則」を読む 2 湯川秀樹の「素領域論」と素粒子、3歳までなら神と融合する?
稲葉耶季vs保江邦夫の対談「神と人をつなぐ宇宙の大法則」を読んでいます。
p76
・・・・「素領域」という名前ではないけど、同じようなことを研究している
わけです。 ただ、湯川先生のほうが、発表したのはずっと早い。
1960年代ですから。 だから、僕はあくまでも素領域として研究して
います。
p77
・・・おかしいですけど、彼らは同じとは認めません。 認めたらノーベル賞
は湯川先生門下にいくからです。 日本人は、これで昔からいくつもノーベル賞
をさらわれてきたんですよ。
・・彼らは素領域という概念を認めず、空間をひとつながりと考えるので、
数学的に破綻が生じ、そのつじつま合わせに強引な理論を持ち出しているのが
現状なんですが・・・・
==>> ここで「彼ら」と言っているのは欧米などの研究者のことです。
保江さんは、湯川秀樹の愛弟子としてこの「素領域理論」を
展開しているそうですが、なかなか認めてもらえないのだ
そうです。
いずれ、やっぱり素領域理論が正しかったというニュースが
流れることを期待しましょう。
p84
漂う自我体に水分子の電子がはまると幽霊になる
・・・たとえば20歳で自我体というのができる。 その前に死ぬと
しますね。 自我体がない段階で死ぬから・・・。
・・・
速やかに融合します。 もとの完全調和の世界に。 もっと端的にいえば、
3歳になるまでは即融合しますから、だからお墓を造ってはいけないんです。
東洋ではそうでしょ。 3歳までは神に帰るんですから。
p85
自我体のある人が向こうに行ったら、肉体がないけど自我体を持ったまま?
・・・
向こうには行けないんですよ、自我体があるから。
・・・
空っぽの素領域だけの存在として、文字どおりそのへんに漂っているわけです。
・・・
たとえばロンドンなんかは、・・霧が深いでしょ。 ・・・水分中の中の電子や
クォークが、たまたま自我体として漂っている素領域の中にはまったら、
霧の中のおぼろげに体が見えることがあるんですよ。 それが幽霊。
==>> 完全調和の中にある「ひな型」の霊魂。
その霊魂に徐々に肉体と自我がくっついていって、20歳では
完全に「破れた世界」の「自我体」になる。
少なくとも3歳までは、まだ「ひな型」のままである。
つまり自我が無い。
20歳以下の時に死ねば、肉体が滅び、素領域からエネルギーが抜け、
空っぽになり、速やかに完全調和の「ひな型」に戻ってしまう。
20歳以上のがっつり自我体になった人間が死ぬとどうなるか。
そこに修行というか自我を消すような心の持ち方なり行為という
ものが関わってくるんだそうです。
自我が強いとなかなか完全調和の世界には行けずに、漂うそうです。
こういう話を私自身が信じるかどうかという点なんですが、
私は基本的には自分が体験しないかぎり信じません。
私は、小学校低学年の頃に、友だちと遊んでいて、崖から落ちて、
かかりつけの医者から「ご臨終です」と宣告されました。
でも、残念ながら臨死体験は無かったんです。
だから、分かりません。
ですが、フィリピンには霊能者みたいな人たちがいて、
霊を感じたり、見たりできる人たちがいるんです。
2014年に書いたブログでご覧ください。
「地球上には この世の人間とあの世の人間が一緒に住んでいる」
http://baguio.cocolog-nifty.com/nihongo/2014/11/post-097d.html
「あそこの丘の上の木のところに 亡霊がいるのよ・・・」
「えっ? やっぱりいるの? この二階に住んでいる人が この
敷地には亡霊がいるけど、悪さはしない、って聞いているんだけど・・・」
「あそこにいるわよ・・・ 家族だね・・・」
「家族?」
「お父さん、お母さん、子供が二人」
「ええ~~っ、4人もいるの?」
「夜は 窓を閉めて 寝た方がいいわよ・・・」
「どうして?」
「亡霊は、ときどき 人間をさわりに来るんですよ・・・
触られると 身体のどこかが 調子が悪くなったりするわけ・・・」
「なんか、私の身体に 悪いところでもありますか?」
「特に ないみたいね・・・」
「今までに 幽霊なんて 見たくても、見たことないしなあ・・
全然 そんな能力ないし・・・
それにしても、何故 家族の亡霊がここにいるんだろう・・」
「私たちが地球に住んでいると同じように、
亡霊たちも この地球に普通に住んでいるのよ・・・
この世と あの世という違いはあるけど、同じ地球に住んでいるわけ・・
普通に暮らしているってこと・・・」
・・・以上のようなことを信頼できるおばちゃんたちから
聞かされると、完全に否定するなんてことは出来ません。
p88
そのへんに、そんなにたくさん幽霊がいるとは思えませんが。
いや、いっぱいいます。 最近多いんですよ。
・・・・そうならないように、たとえばカトリックでは、死ぬときに
神父さんが聖書を読みます。 あれは我を取るためなんですね。
そのために、神父さんや牧師さんがいるんでしょ。 お坊さんも。
p89
仏教では、宗派によって枕経(死んでいく人が不安にならないように、
案内として枕元で死を看取りながら唱えるお経)や葬式のときにあげる
お経はいろいろですけど、たとえば観音経などのお経の効果ではずれるの
でしょうか。
はずれると思いますよ。 だからこそ、さまざまな宗教で、形は違っても
死の前後にそういう働きかけをするんだと思います。
==>> なるほど、そうか。 自我体の「我」を取るために修行をし、
死者に対してはお経を唱えるってことですね。
死者の肉体が滅び、素領域からエネルギーが抜け、
それこそ「空」になった素領域にへばりついている「我」を
取り除いて、完全調和の世界、つまり神仏の世界、「無」の
世界に帰してあげるというストーリーのようです。
我が相棒の場合は、そうとう自我体が強そうなんで、
般若心経ぐらいは何度も唱えないといけないかもしれません。
p97
この宇宙には、すべてが記録された膨大な記録ともいうべきアカシックレコード
があって、ある人たちは自在にそこにアクセスして読み取れるという・・・・
行動も残るし、感情も残るし、魂の状態も全部残るということですか。
それが宇宙のどこかに集積されているのでしょうか。
・・・・ そこにアクセスすればすべての知識が得られるということ?
・・・
そうそう、そうやって学問をつくったのが、たとえば日本人なら数学者の
岡潔。 彼は数学的なすごい大理論をどんどん発表しましたが、それらは
全部、意識を失って寝ている間に数学的真理の世界から盗んできたらしい
ですよ。
p98
僕自身、昔、ドイツのアウトバーンをぶっ飛ばしていたとき、
ふっと静かになる瞬間があって、額のところに数式が出てきました。
それを紙に書き出して、いままで誰も見出していなかった基本方程式だと
気が付いたときは手が震えましたよ。
・・・完全調和に痕跡としてあったデータを、神の恩恵で読み取れたと
思っています。
==>> ここでは、完全調和の世界にすべてのデータがあるという
話になっています。
多くの天才や芸術家は、「上から降りて来る」という言葉を
よく使いますね。多分、そのことだと思います。
あるいは、小説家や漫画家などでも、「何者かによって書かされる」
という話も聞きます。
先日、たしかNHKのヒューマニエンスだったかと思いますが、
将棋の天才棋士の脳はどうなっているのかという内容でした。
アマチュアの脳と天才棋士の脳では、いわゆる「ひらめき」の
脳の部位が活性化しているかどうかが違うという脳画像での
解説がありました。
「“天才” ひらめきのミステリー」
https://www.nhk.jp/p/ts/X4VK5R2LR1/episode/te/2Z28LZJPR9/
「天才棋士の直感は、大脳基底核が瞬時に生み出す。
・・・さらにアインシュタインの脳を解剖した結果、1.7倍の
「グリア細胞」が発見され、知性をもたらす新たな仕組みが明らかに。」
上記の話の流れでいえば、おそらくこの「ひらめき」の脳の
部位が、完全調査の世界の中にあるデータを受信できる
受信機になっているのでしょうね。・・・と言うことにして
おきましょう。
p103
宇宙的シナリオというか行動パターンまで含めてひな型があるんでしょうね。
これもやはり、完全調和の痕跡から読み取っていると思いますね。
自由意志で自分がやっているつもりでも、こういうものは決まっているの
でしょうか。
それは、素領域と素領域の間の相互作用で決まります。つまり、愛で決まる。
だから、愛があればその決まり方も変えられると思います。
・・・でも境界がある人は、つまり、我がある人は、変えられない。
==>> ここで、対談の内容は「愛」の話になっていくんですが、
これはもう科学の範疇を超えていて理解不能です。
== その3 に続きます ==
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