２０２３年を 自作の狂歌で 振り返ってみる ー 妻の病気とフィリピン・バギオからの帰国

 

思いつくままに、短歌ともよべない狂歌を書いてきたんですが、

この１年をさっと振り返るには良いツールだと　つくづく思います。

その時々の自分自身が感じていたことを　パラパラ漫画で見るような感じ。

２０２３年７月の日比友好イベントの為に、
金沢城のペーパークラフトの試作をしたのですが・・・
自分でやると７時間もかかったのに、
日系人会の若い人たちが作った本番では
５時間ぐらいで完成したのには驚いた

兄嫁が兄を追うように・・・・
大阪から嫁いできた兄嫁は
兄とは対照的な明るい人でした

故郷の我が家がついに・・・無人となった

年金生活をする老夫婦の切実な思いです

今年は　人の意識とは何なのかについて
いろんな本を読みました
文字で意識するのか、画像で意識するのか、
はたまた全く違う形なのか

初めてフィリピンのバギオ市を訪れた時は
坂道の多さに故郷を思い出したものです
そのバギオの坂道にサヨナラ

バギオ市の下宿先にいた猫の親子
私がいきもの係になっていました
子猫ちゃんが白いテーブルへの登頂に成功

結婚５０周年記念に
孫たち家族全員集まってと計画していたのに
相棒の手術・入院という事態に

２００１年から日本語教師の修行をして
書き溜めた教案を　私の教え子が
日本語を教えるために使いたいと

　　　　　相棒が入院中に　いままで片付かなかったもろもろを

　　　　　大掃除していたら、新婚当時の団地住まいが蘇った

市役所に　相棒の件で手続きに行ったら・・・

入院に向かうタクシーの中で・・・
相棒は外の景色をジッと見ていた

先が分からない相棒の
いつもの言葉も　今までとは違う

インドで仏教界のリーダーを務めているという人の
講演会の会場で
親鸞と空海の思想に共通性があるという趣旨の
本を見つけた

レンタルのコンテナに
断捨離でも捨てられないものを・・・

フィリピンのバギオ市で

お世話になった市議会議員さん

帰国準備のドタバタの中で

　帰国まで二週間という時に
台風がやってきて・・・

台風がこのまま強くなってしまったら
帰国の足にも影響がでるかも・・・と気をもんだ

あちこちに、最後のご挨拶と思っていたのに・・
義理を欠いてしまった

非常用ライトの中で
元教え子３人との飲み会となった

相棒の手術前　待合室の廊下で・・・

川口市という土地柄か
少子高齢化日本の最先端を行く・・？？

意識や志向性ということについて
いろいろと本を読んでみたのですが
行き着くところは　遺伝子なのか

手術時間が予定より長くなって・・・

相棒は万一の覚悟をしていたらしい・・・

第一回目の摘出手術
医師が肉屋のおやじに見えた

手術後のＩＣＵ前の廊下で・・
それだけ相棒には苦労をさせてきたってことか

金曜日の夕方
すぐに病院に来てくれとの電話あり・・・

　

まさに拾った命・・・という感覚

近所のコミュニティー猫、
つまりは野良猫も
人の心を慰めてくれる

病棟では１５分だけの面会に
コロナの影響がまだ残っていた

私は私で
足の親指の軟骨が老化で擦り減っていると言われ
痛み止めを飲むことに
そして、痛みを和らげるために
登山靴のような靴と高い中敷きを注文

札幌のホスピスに入院中の

知人を訪ねて

訪問した時には
まだまだ笑い話ができていたのに

札幌の公園で　今大人気の小鳥が見たい
と思っていたのですが・・・

医師からは　余命１月と言われていた知人

北野武監督の映画は
以前から好きではなかったのですが
この「首」を見て
今の世界の現実は　こんなもんじゃない
と言いたいのだと感じた

六本木ヒルズの近くにある　けやき坂
絶好の撮影ポイントが　横断歩道の真ん中にある
ＤＪポリスは大忙し

手術後　相棒の体力・筋力がかなり落ちた

腕を貸せば　２～３倍の距離が歩ける

アイ・ラブ・ユウをどのように日本語に訳すか
有名な英文和訳の話がありますね

さて、今年は５日間を残すのみ。

これに付け足す狂歌ができるかどうか・・・・

皆様、良いお年をお迎えください。