散歩のついでに、回転寿司食べ歩き conveyor belt sushi restaurants ― スシロー、くら寿司、海鮮三崎港、はま寿司、がってん寿司、魚べい
散歩のついでに、回転寿司食べ歩き ― 6社の比較と感想
2020年の9月頃から、コロナ禍での運動不足を解消するつもり、と言うよりも、
散歩道で写真を撮って歩くことをやり始めたんですが、たまたまその道すがらに
回転寿司屋があると、ついつい入ってしまうようになりました。
昨年9月以降にたまたま入った回転寿司屋は、
9月 スシロー、 2021年3月 くら寿司、 5月 スシロー、 6月 三崎港寿司、
7月 はま寿司、 がってん寿司、 そして 元気寿司系の魚べい の6社となりました。
私は寿司の良し悪しが分るほどの食通ではありませんから、シャリやネタの品質に
ついては、プロの人たちのブログにお任せして、素人目線で、それも古希の高齢者目線で
独断と偏見の感想を書いてみます。
なにせ、記憶力も曖昧な昨今ですし、それぞれの回転寿司屋の食レポを書き留めて
いるわけでもないので、その時に撮った写真をベースにして、記憶を辿っていきます。
まずは、なんと言っても、比較と言えばお値段でしょうから、できるだけ同じものを
食べたという前提で、インターネットで各社が発表している値段で集計してみました。
(これは2021年7月22日現在の税込み価格です。)
ただし、同じ種類のネタをすべてのお店が提供しているわけでもないですし、同じ種類で
あってもそれぞれのお店の品質レベルや商品の組み合わせもありますので、
私が好きなネタをベースにしての大雑把な比較ですので、あしからず。
では、下の値段比較表をご覧ください:
かなりの差があることが一目瞭然です。
海鮮三崎港寿司とがってん寿司は、他の4社と比べるとほぼ2倍くらいになっています。
基本の一皿一貫が他の店の2倍以上ですから、これは当たり前ですね。
私が食べた中で、この2社が「旨いなあ」と感じたトップ2社だったんですが、まあ
これだけ値段の差があれば当然のことですね。
一番高い「がってん寿司」は、池袋のお店で、他はすべて埼玉県内のお店ですから、
東京都内という地理的なものも値段に反映しているのかもしれません。
では、一社ずつ写真と少しの動画もまじえながら記憶を辿ってみましょう。
(1) スシロー
回転寿司ランキングでは1番になっているスシローです。
1番になるくらいですから、値段と品質のバランスが一番とれているってことでしょうか。
かなり店内は賑わっていました。
高齢者の視点からいえば、この専用レーンでちゃんと受け取れるというのは必須です。
慌てなくていいんで。
私が一番驚いたのは、このセルフレジでした。
最近はスーパーやコンビニでもフツーになっていますから、珍しくもないのですが。
喰い逃げなんてないのかなと心配になりました。
(2) くら寿司
季節はずれの七福神巡りをやって、あるお寺さんにいった時、
看板を見て、まず驚いたのが「全皿100円」でした。
どんなシステムでそんなことができるんじゃ? ・・・と思ったわけです。
その仕組みは、これで分かりました。
高い価格の商品は、「2皿リング」というのが皿の下にあって、そこにもう一枚の皿が
隠されているんですねえ。
つまり、皿の上にあるのは1個の高額商品だけど、皿2枚で200円になるってことです。
そして、度肝を抜かれたのは、食べ終わったあとの皿の片付けでした。
このレーンの下、テーブルの横に、「皿の投入口」ってのがあって、お客が食べた後
にその皿を投げ込むんです。
二重になっている皿も、リングから外して、との投入口に入れるんです。
まあ、面倒臭い。
外食というのは、面倒なことをやらなくても済むから行くという理由もあるでしょう
から、その点では後片付けをお客がやるというのはねえ・・・・
それにしても、あの投入口の先がどうなっているのか探求したくなりますね。
そして、会計はセルフレジがありましたから、かなり人員削減をやっているという感じで、
広い店内では、従業員を見かけるのが少ないなという感じでした。
まあ、ここまでシステムを徹底するというのは、あっぱれです。
しかし、材料の価格変動にどこまでこのシステムを維持できるのかやや心配。
(3) 海鮮三崎港寿司
このお店は、駅に近くて狭いので、カウンター席しかなかったんですが、
それまでに食べた回転寿司の中では、一番旨いという印象でした。
でも、上の価格比較で分るように、それは当たり前というべきでしょうか。
ちょっと不便だなと思ったのは、雲丹だけを食べたくても、他のものとセットになっていた
ことでした。 しょうがないのでセットのものを2つ注文して雲丹を2個食べましたが。
注文はタッチパネルでしたが、会計は、お店の人が皿をカウントしてレジで支払うという
従来型のやり方でした。
タッチパネルで注文して、その金額も自動で計算されているんだから、わざわざ
皿の数をカウントしなくてもよさそうなもんですけどね。
(4) はま寿司
はま寿司で一番困ったのは、上の動画にあるように「お取り忘れにご注意ください」という
アナウンスです。
高齢者としては、落ちついて食べていられない。 そして、第一、毎度毎度うるさい。
若い人たちでも、他の人の注文の商品を間違って取ってしまったりするんじゃない
ですかねえ・・・・・
いろいろとモメそうなシステムですね。
私の回転寿司の評価のひとつのポイントは、ネタとシャリが簡単に生き別れにならないか
ってことなんですが、ここはどちらかと言えば生き別れしやすいお店でした。
回転寿司の場合は、きちんとにぎっているところは多くないのかもしれませんが・・・
この店の良かった点は、この醤油の種類です。
私は故郷の九州風と北海道を使ってみたんですが、北海道の昆布醤油は上品な味で
なかなかいいですね。
(5) がってん寿司
この店は、池袋へ抗体検査をしに行ったついでに入ったお店です。
私としては、ここが一番なんですが、一番高いので当たり前かも・・・・
まずは下の動画をご覧ください。
何かお気づきですか?
はい、商品がスッとやってきて、停まって、うるさいチャイムやアナウンスがないんです。
これは、高齢者にとってゆっくりと食事ができるポイントですね。
雲丹が高かったんですが、コロナの抗体完成記念で奮発しました。
試して「がってん」でした。 旨かった。
それにしても、何年振りかで池袋に出たんですが、歓楽街だけあってなんだか
ウキウキするもんです。
(6) 元気寿司系の 魚べい
この店は、以前は華屋与兵衛があった場所に 新たに建てられた「魚べい」です。
ラスト・オーダーまでにあと15分という時刻に入店したので、どたばたと注文して、
どたばたと食べたので、ゆっくり観察することはできませんでしたが、私的には
合格のお店でした。
閉店間際に入ったので、あわてて、とりあえずセットを注文したんですが、これは失敗。
出てくるまでに20分ぐらいかかりました。
でも、その他に単品で注文したのが早く来たので、まあまあ大丈夫でした。
ここの雲丹は、安かったんですが、軍艦にはなっていませんでした。
シャリに直接載せるのは、けっこうテクニックがいるんじゃないかなあ・・・
ところで、この店の「にぎり」は、一応ちゃんとにぎっている感じでした。
こちらのレーンは3段になっていて、きちんと目の前で停まってくれるので、落ちついて
食べられたんですが、毎回「点滅しているボタンを押してください」というアナウンスが
ちょっとうるさい。
閉店ギリギリで入ったので、食べているうちに店員さんたちが片付けだしたので、
追われるように食べて、店を出ました。
店に入ったのが7:30pm、ラストオーダーは7:45pmで、店を出たのは8pm過ぎ
でしたので、どたばたでしたが、満足できました。
会計は、セルフレジでした。
我が家から歩いていける範囲に、こんな回転寿司のお店が出来て、ありがたい。
片道25分ぐらい、2千歩ちょっとの散歩コースです。
猛暑の昼間は無理ですが・・・・
以上、報告おわり。
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