新型コロナの抗体検査をやってみた。 池袋のクリニックでのあれこれ・・・
新型コロナの抗体検査をやってみた。 池袋のクリニックでのあれこれ・・・
6月30日に二回目のワクチン接種をやったんです。
それで、単なる興味から、抗体検査ってどんなもんじゃろかと思ったわけです。
さっそく、定期的にPCR検査をやっているという友人に、どこで検査をやっている
のかを尋ねてみたところ「新橋でやっている」という答えでした。
で、さっそくインターネットで調べてみたところ、その新橋のクリニックでは
PCR検査しかやっていないことが判明。
たまたま、そのクリニックの同じビルで抗体検査をやっているクリニックが引っ掛かって
きて、うちから一番近いところでは池袋にもそのクリニックがあることを発見。
それが、この「まめクリニック」でした。
https://mame-clinic.jp/%e5%bd%93%e9%99%a2%e3%81%ae%e7%89%b9%e5%be%b4
抗体検査については、こちらのページ:
https://mame-clinic.com/covid19/antibody-test
わたしはこの中の「迅速検査(イムノクロマト法:ICA法) 9,900円(税込)」をやること
にしました。
そして、7月12日に、インターネットで、7月14日の午後1:00―1:15の枠で
予約を入れました。15分刻みの予約枠が用意されていました。
カテゴリーとしては「自由診療」というものでした。
7月12日に予約を入れた時に、13日の夕方に、「問診票に答えてもらいます」という
内容の通知があったのですが、13日の深夜にメールをみても入っていなかったので、
なにか勘違いしたかなと思っていました。
14日当日の11AMに家を出ようと準備をしていたら、10AMごろにその問診票の
案内メールが来て、慌ててWEB上での問診票を「自由診療」のカテゴリーで入力
しました。
入力の最後に、健康保険証の画像をアップするという項目もありました。
さて、いよいよ池袋のまめクリニックに向かいます。
まめクリニックは、JR池袋駅の東口の北口から出た近くにあります。
PARCO側に出て、さらに線路際にあるPARCO別館の前を通り、池袋駅前公園に
到着すると、その公園の前にある雑居ビルの三階にありました。
予約時刻が1pmだったので、その10分前にクリニックに行ってみると、
予約時間の5分以上前には入らないでくださいと書いてありました。
受付の場所で人が混みあうことを防止する為であるようです。
5分前になったので、受付に行くと、受付を確認した後に、しばらく外で待って欲しい
との指示がありました。
「ワクチン接種の人たちが来ますので、しばらく外でお待ちください」
とのことでした。
外の階段で待っていると、すぐに「お入り下さい」との案内がありました。
まめクリニックは、名前の通り? 小さなクリニックで、待合室も狭く、
コロナ対策として、待っている客が座る順番が椅子に書いてありました。
いよいよ名前が呼ばれ、採血の部屋に入ります。
若い女性が採血をしてくれました。
最初は、左腕で採血をしようとしましたが、血管が見えないので、難しいということになり、
右腕で血管を探し、針を入れました。
しか~~し、何度か押したり引いたりしたものの、血管に入らない。
仕方なく、指先パッチンをして採りましょうということになり、人差し指でパッチンを
して、細い管に血液を毛細管現象のようにして吸い取りました。
「初めから、これにすれば良かった・・・・」
と、その看護師さんは申し訳けなさそうにしていました。
まあ、痛くもなんともなかったんで、いいんですけど。
抗体検査キットの小さなお皿の部分に、その血液を垂らして、しばらくすると、
赤い線が二本現れてきました。
採血を終わると、しばらく待合室でまち、すぐに医師の部屋に呼ばれました。
さて、この検査キットの二本の赤い線の読み方について説明をもらいました。
この写真は、医師の目の前で撮影させてもらったものです。
キットには、C、G、Mの文字があります。
医師の説明は概ね以下のようなものでした。
Cは、コントロールの略で、この検査が正常に行われたかどうかを表示するのだそうです。
赤い線がはっきり出ているので、間違いなく検査が行われたということです。
Gは、ワクチンを打った後に、igG抗体ができたかどうかの確認。
Mは、igM抗体の反応で、どちらかと言えば、ウイルスに過去に感染した、あるいは
感染中を示す。
詳しい解説はこちらのページで確認してください。
https://mame-clinic.com/covid19/antibody-test
抗体検査の結果の見方 IgM/IgGとは?|コラム|プライベートクリニック六本木 (private-clinic.org)
「
・過去数か月以内に感染し、抗体がすでに出来上がっている状態と考えられます。 現在は、感染性は低い段階と推定され、免疫力がある状態と言えます。
・ウイルスに感染した場合だけでなく、ワクチンを打ったことによって抗体ができた場合にも陽性となります。」
迅速簡易検出法(イムノクロマト法)については、国立感染症研究所の
こちらのサイトでご確認ください。
迅速簡易検出法(イムノクロマト法)による血中抗SARS-CoV-2抗体の評価 (niid.go.jp)
・・・なにはともあれ、私のCとGに明瞭に赤い線が出ているのは、しっかりと抗体が
出来ていることは間違いないでしょうとの話でした。
ちなみに、実際にウイルスに感染した人たちの場合に、同じ抗体検査をしても、
この赤い線がかなり薄く、やっと読み取れるかどうかぐらいにしか赤くならない
ということでした。
それほど、ワクチンの二回接種は、はっきりとした抗体反応が出ているという
医師の話でした。
ただし、この抗体検査にしても、まだまだワクチン接種が始まってから何か月も
経過していないので、抗体検査の正確性や抗体の持続性については、まだはっきりと
したことは言えないとのことでした。
医師の感触としては、6カ月から1年間ぐらいの抗体の持続が期待できるのでは
ないだろうかとの話でしたが、それも変異株などの動きによってはどうなることで
しょうか。
ところで、この池袋の小さい「まめクリニック」の印象ですが、
結構ざっくばらんでいい感じのクリニックでした。
一応、下の福岡の「天神駅前まめクリニック」のサイトでは、下のようなことが書かれてはいますが・・・
(リンクのURLが長いので、一番下にリンクします)
「採血から15分で結果がわかる新型コロナウイルス抗体検査(IgM/IgG)を行って
おります。当院で用いている検査キットは新型コロナウイルスのPCR陽性者・陰性者
との結果一致率が99%・98%という正確性の高いデータが出ております。」
まあ、いずれにせよ、実際に感染した人たちと比較して、抗体の反応はワクチン2回接種
の後は、かなり鮮明に出るということだけでも、かなり安心材料にはなりそうです。
これで、今の人類の叡智が出来る限りのことはやってみたんですから、
これで運悪くコロナに感染して死んだとしても本望であります。
こちらがその検査結果です:
ところで、こちらにワクチン接種の効果についての研究発表が出ていました:
研究成果のポイント
- 調査した教職員全員の抗体量がワクチン接種後に上昇
- 抗体量はワクチン1回接種でわずかに上昇し、2回接種することで大幅に上昇
- 男性は女性よりも抗体の量が少なく、男性は年齢が高いほど抗体の量が少ない
- 抗体の量が多いほどウイルス中和活性が高い
- 自動化学発光酵素免疫分析装置で迅速に抗体測定が可能な試薬を開発
以上、すっきりした気持ちになって、気持ちが大きくなったので、
「がってん寿司」で今が旬の雲丹を食べて一人でお祝いしました。
ところで、この「がってん寿司」のシステムは、「高齢者には安心」なシステムでした。
というのは、注文した品物がきちんと目の前で停まる。
ゆっくりとそれを取って、慌てることなく、赤いボタンを押せば、台車が戻っていく。
・・・なので、動いているものを見逃したり、間違って他の人の皿を取ってしまったり、
慌てる必要がないシステムだということです。
以上、報告おわり。
福岡の「天神駅前まめクリニック」のサイト:
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